こんにちは。

座間市さがみ野のみんなの整骨院院長の皆川です。

首が痛くて背中まで張ってくる・・・

このようなお悩みはありませんか？

 

・振り向いた時に首が「ズキッ」と痛む

・動かすたびに首から「ゴリゴリ」と音がする

・首の痛みだけでなく、背中まで張ってきてつらい

 

こんな症状があると、日常生活にも影響が出てきてしまいますよね。

首が痛むだけでも不快なのに、背中まで張ってくると「もしかして体が悪くなっているのかな？」と不安になる方もいらっしゃると思います。

 

「このまま様子を見ていて良くなるのかな？」

「悪化したら、どうしよう」

「家事ができなくなって、家族に迷惑をかけたくない」

 

普段は何気なくやっている掃除や洗濯などの動きで痛みを感じたら、心配になってしまうのではないでしょうか？

できれば、首や背中のことを気にせず、普段通りの生活を送りたいですよね。

 

今回は首の痛みと背中の張りでお悩みだった６０代女性の改善事例を紹介させていただきます。

同じようなお悩みをお持ちの方の参考になりましたら幸いです。

 

首の痛み背中の張りの経緯

６０代　女性　Aさん

 

Aさんは、もともと肩こりがありましたが、３週間前に風邪をひいてしまいました。

風邪は無事に回復したものの、その後しばらくしてから首に痛みを感じるようになり、背中の張りも強くなってきたそうです。

「振り向くと首がズキッと痛む」

「首を動かすとゴリゴリと音が鳴る感覚がある」

そんな症状が続き、だんだんと不安になってきたとのこと。

「このまま放っておいて良くなるのかな・・・」

そう思いながら、不安を感じ、ご家族のご紹介で当院に来られました。

首の痛み背中の張りの原因

今回のAさんは体のゆがみが首の痛みや背中の張りに影響していると考えられました。

 

私たちの体は、全身の筋肉や関節がバランスを取りながら協力して動いています。

このバランスが取れていることで、体にかかる負担が上手く分散され、首や背中にかかる負担も軽減されているのです。

ところが、体にゆがみがあると、そのバランスが崩れてしまうことに。

すると、特定の筋肉や関節にばかり負担がかかり、首や背中などの一部に負担が集中してしまうのです。

その結果、筋肉がこわばったり、痛みが出たりしてしまいます。

また、体は血の巡りにも影響を与えてしまいます。

ここで、少しイメージをしてみて下さい。

 

体を通っている血管は庭に水を撒く「ホース」のようなものです。

ホースが真っ直ぐであれば、水はスイスイと流れ必要な場所にきちんと届きますよね。

血液も同じで、スムーズに流れていると、筋肉に酸素や栄養をしっかり届けて、体の調子を整えてくれます。

 

しかし、体がゆがんでホース(血管)が曲がったり、ねじれたりしてしまうと、流れがわるくなってしまいます。

そうなると、必要な酸素や栄養が届かなくなり、筋肉は硬くなりやすくなり、痛みも出やすくなってしまうのです。

 

首や背中の痛みの背景には、こうした体のバランスや血の巡りの問題が隠れてしまっています。

だからこそ、表面的な痛みだけでなく、体のバランスを整えていくことが大切なのです。

 

施術の経過

首の痛みや背中の張りの改善していくためにAさんには「体のゆがみ」を整える施術を行っていきました。

体のゆがみが少ない状態を保つことで、筋肉や関節への負担が減り、血流も良くなっていきます。

その結果、回復しやすい体へと回復していくのです。

 

初回から体のゆがみは変化し、ご本人も実感されていました。

当院の施術では体の状態に合わせて、手足を曲げたり、伸ばしたり、必要な箇所にソフトな刺激を加えていきます。

バキバキと強く押したりすることはありません。

 

施術を計画的に続けていくことで、だんだんと状態は改善。

５回目の施術を終えた頃には「振り向いても痛くない」「ゴリゴリしない」と喜んでいただけるまでに回復しました。

その後は、予防のために月一回のメンテナンスで通院中です。

 

首の痛み背中の張りの予防のポイント

 

首の痛みや背中のはりに繋がる体のゆがみは日常生活の何気ない癖で起きていることがほとんどです。

そこで首の痛みや背中のトラブルに影響する体のゆがみを防ぐポイントを紹介させていただきます。

 

座り方

 

足を組まないで座る

足を組んで座ってしまうと体がゆがみやすくなってしまいます。

座る時足を組んでいることに気が付いたらやめるようにしましょう。

両方の足裏全体を床に着けて、つま先をまっすぐにして座るようにしてみて下さい

 

立ち方

 

左右の足を均等に体重をかける

休めの姿勢のように片方の足ばかりに体重をかけてしまっても体がゆがんでしまことがあります。

片方の足ばかりに体重をかけているなと感じましたら、左右の足に均等に体重をかけて立つようにしてみて下さい。

 

呼吸

 

実は呼吸が乱れてしまっても体が緊張して首の痛みや背中の痛みに繋がってしまうことに。

呼吸が整うことが体がリラックスするので、首や肩回りの筋肉の緊張もほぐれやすくなります。

これから紹介させていただきます呼吸法で体がリラックスしやすくなりますので、ぜひ取り入れてみて下さい。

1　仰向けで両膝を立てます。

2　鼻から吸う

3　口から吐く

4　息を止める

5　②から4をそれぞれ５秒間ずつを３セット行います。

 

ポイントは力を抜き、リラックスするようにしましょう。

吸う時、吐く時に頑張ってたくさん吸おう、吐こうとしてしまうと体が緊張してしまうことがあります。

首、肩，背中、お腹、腰など力は抜きます

吸った分だけ「はぁ」とため息が漏れるように吐くようにしてみて下さい。

 

まとめ

今回は首の痛み背中のはりでお悩みだった６０代女性の改善事例を紹介させていただきました。

首の痛みや背中の不調は実は「体のゆがみ」が影響していることが多くあります。

日常のちょっとした習慣である、座り方、立ち方、呼吸法を意識することで体のゆがみを防ぎ、首や背中の負担を軽くすることができます。

どれも簡単に取り入れられることばかりですので、ぜひ日常生活で少しずつ取り入れてみて下さいね。

 

それでも、なかなか改善しない場合は、体のゆがみが強く関係しているかもしれません。

首の痛みや背中の張りが一向に良くならないとお悩みでしたら座間市さがみ野のみんなの整骨院へご相談ください。

 

《免責事項》

この記事は個人の感想であり、効果効能を保証するものではありません。

※効果には個人差があります