こんにちは。

座間市さがみ野のみんなの整骨院院長の皆川です。

散歩を日課にされている方もいらっしゃるのではないでしょうか？

健康のために公園を歩いていたり、買い物に行くのに歩いていたり、とされている方もおられると思います。

天気の良い日に外に出て歩くと気持ちよいですよね。

 

しかし、歩いていると股関節が気になる・・・

 

・歩きははじめに股関節が痛い

・階段を上ろうと踏ん張ると股関節が痛い

・座ってても股関節が重苦しい時がある

 

このようなお悩みはありませんか？

 

歩く時には動く股関節。

その股関節が痛いと日常生活に支障が出ないか心配になってしまいますよね。

 

「股関節が痛いから、控えているけど、本当はもっと遊びに行きたい」

「悪化して、これ以上歩けなくなったらどうしよう」

「買いものに行けなくなったら困る」

 

股関節が痛みがあり、やりたいことを我慢していたり、不安を感じながら生活していてはストレスも溜まってしまうかと思います。

 

しかし、股関節の痛みは適切にアプローチすることで改善が見込める症状です。

股関節に不安を感じることなく、歩いてやりたいことを楽しめたら嬉しいですよね。

そこで今回は歩きはじめに股関節が痛いとお悩みの８０代女性の改善事例を紹介させていただきます。

 

改善事例、股関節の痛みを防ぐポイントをお伝えしていますので、参考になりましたら嬉しく思います。

股関節の痛みの経緯

 

80代　女性　Aさん

今回のAさんは3年くらい前から股関節が痛くなり、ここ一年くらいで腰にも痛みが出てきたとのこと。

イスから立った際や朝起きた時など歩きはじめの痛み、階段を上る時の痛み、最近は座ってても股関節に重苦しさが出る時もあるとの症状でお悩みでした。

元々、登山もされていて歩かれるのがお好きで、よく近くの公園のお散歩をされるのを日課にされていたそうです。

悪化して、これ以上歩けなくなったらどうしよう、いつまでもシャキッと歩きたいとのことで知人のご紹介でご来院されました。

 

股関節の痛みの原因

今回のAさんは大きく体のゆがみがありました。

 

体のゆがみとは、単に骨盤や背骨だけではなく、顔の傾き、肩の高さの左右差、手足の向き、体重のかかり方など要素が関わっています。

健康な状態では、体はほぼ左右対称でバランスよく動きますが、長年の生活習慣や姿勢のクセによって少しずつバランスが崩れてしまうのです。

 

例えば　車のタイヤの大きさが左右で違うとスムーズに走らないのと同じように体のバランスが崩れると無理に動くようになってしまいます。

そのような状態では決まった関節や筋肉を使い続けて、負担が溜まり、股関節の痛みを引き起こしてしまうのです。

 

ですが、体のゆがみが整うと、関節や筋肉の使い方の偏りが少なくなり、負担が分散されるようになります。

そのため、歩いている時の股関節の負荷が少なくなり症状の改善に繋がっていくのです。

また、体のバランスが整うと、血流の改善に繋がり、体全体に必要な酸素や栄養が隅々まで運ばれやすくなります。

庭に水を撒くホースをイメージしてみてください。

 

ホースが絡まり、折れ曲がっていたり、ねじれていたりすると水の流れは止まったり、悪くなったりします。

しかし、ホースが真っ直ぐですと、蛇口をひねれば水はスムーズに流れていきますよね。

体も同じでゆがみが整うと循環が良くなり血液も滞りなく流れ、筋肉や関節に十分な酸素や栄養が行き渡るのです。

ですので、体のバランスが良くなると股関節の痛みが改善しやすい状況になるわけです。

股関節の痛みを改善していくには、痛みが出ているところだけでなく、体のゆがみを整えていくことが大切です。

股関節の痛みの経過

Aさんの股関節の痛みの改善に向けて体のゆがみを整える施術を実施。

初回から体のゆがみが変化し、ビフォーアフターの写真をお見せして体のゆがみの変化を実感していただけました。

計画的に施術を行い徐々に回復。

5回目には歩きはじめや階段の上る時もほとんど気にならなくなったと嬉しいご報告をいただきました。

その後の予防のため、月一回のメンテナンスで通院。

 

股関節の痛みを引き起こす体のゆがみは日ごろの何気ない癖で起きていることがほとんどです。

普段の立ち方、座り方など長時間の同じ姿勢、繰り返しの同じ動作から体のゆがみを招いてしまいます。

ですが、定期的にメンテナンスをしていくことで股関節の痛み予防することができます。

 

日常生活で気を付けていただいたポイント

 

座り方

・両足の足裏を床につけて座る

今回のAさんはお話をお聞きすると、ソファに座る時は、いつも同じ方向のひじ掛けに体重を掛けて、座るとのことでした。

同じ方向に体重がかかってしまうと、体がゆがみやすくなってしまい股関節に負担が掛かってしまいます。

しかし、両足の足裏全体を床につけるようにして座ると、左右のお尻に均等に体重がかかりやすくなるので、体がゆがみにくくなります。

座る時は両足の足裏全体を床につけて座るようにしましょう。

 

立ち方

・左右の足に均等に体重を掛ける

料理をする時など、立ちっぱなしのこともあるかと思います。

そのような時に休めの姿勢のように片方の足ばかりに体重がかかっても体がゆがみやすくなってしまいます。

片方の足に体重がかかっているなと感じましたら、左右の足に均等に体重がかかるように立ってみて下さい。

体のゆがみを防ぎ、股関節の負担の軽減に繋がります。

 

・膝倒し

股関節の痛み予防の運動です。

簡単にできますので、ぜひやってみてください。

1　仰向けで両膝を立てます。

2　膝を揃えて、左右にゆっくりリラックスして膝を倒します。

3　左右に５往復しましょう。

 

まとめ

今回は歩きはじめに股関節が痛いとお悩みの８０代女性の改善事例を紹介させていただきました。

歩く時に股関節に痛みがあると歩けなくなってしまうのではと、不安に感じることもあるかもしれません。

歩けなくなってしまうと、買い物やお出かけなど、どこにも行けなくなってしまいますよね。

しかし、適切に対処をすることで回復する可能性は十分にあります。

 

股関節の痛みは体のゆがみが影響していることが多いです。

長引いているとお悩みの場合は体のゆがみが原因で起きているかもしれません。

股関節の痛みでお悩みでしたら、座間市さがみ野のみんなの整骨院へご相談ください。

 

《免責事項》

この記事は個人の感想であり、効果、効能を保証するものではありません。

※効果には個人差があります