こんにちは。

座間市さがみ野のみんなの整骨院院長の皆川です。

お仕事でパソコン作業が多い方もいらっしゃるのではないでしょうか？

特にデスクワークが中心の方の中には

「パソコン作業を続けていると背中が痛くなってくる」

「通勤で重い荷物を持つと肩甲骨まわりが辛い」

「筋トレしているのに背中の違和感が気になって集中できない」

といったお悩みを感じている方もいらっしゃると思います。

 

また運動不足が気になって筋トレやダイエットを始めたいのに背中の痛みが邪魔をして思うように進まない・・・

そんな葛藤を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか？

・背中の痛みが悪化してきて不安

・自分でストレッチをしても、なかなか改善しない

 

こうした状況が続くと「このまま筋トレをしていても悪化するのでは？」と不安になってしまいますよね。

本当は痛みを気にせずに運動を楽しみながら、理想の体作りや健康を目指したいかと思います。

そこで、今回はパソコン作業が続き背中の痛みが気になるとお悩みの２０代男性の改善事例を紹介させていただきます

改善事例、そして背中の痛みを防ぐポイントをお伝えさせていただきますので、同じようなお悩みをお持ちの方にとって少しでも参考になりましたら幸いです。

 

背中の痛みの経緯

 

２０代　　男性　会社員　Aさん

今回のAさんは半年前から背中が痛くなってきたとのこと。

・お仕事でパソコンの作業をしている時

・通勤で荷物を持っている時

・筋トレをしている時

などに背中や肩甲骨の痛みが気になっていたそうです。

ダイエットのために筋トレを頑張っているとのことで、自分でストレッチをしているが、なかなか良くならない、背中のことを気にせずに、筋トレをしてダイエットを進めたいと、当院にご来院されました。

 

背中の痛みの原因

 

長時間の同じ姿勢

パソコンの作業をしていると長時間同じ姿勢が続くかと思います。

実は人の体は長時間同じ姿勢をし続けることは苦手なのです。

 

長時間同じ姿勢でいることは、姿勢を維持するために筋肉は働き続けなければなりません。

同じ姿勢が続くことで背中の筋肉はどんどん疲労が溜まり硬くなっていきます。

また、動かさないために血流が悪くなり、筋肉に必要な酸素や栄養が行き渡らなくなってしまいます。

そうすると背中に痛みを感じやすくなってしまうのです。

 

体のゆがみ

そして、今回のAさんは体のゆがみが背中に影響していることが考えられました。

 

体のゆがみとは単に背骨や骨盤だけではありません。

顔の傾き、肩の高さの左右差、手足の向き、体重のかかり方など様々なポイントがあります。

健康な状態では、体はほど左右対称です。

しかし、普段の生活習慣や姿勢の癖で知らず知らずのうちに体はゆがんでしまいます。

 

体がゆがむと体のバランスが崩れてしまうのです。

 

例えば車のタイヤの大きさが左右違うとスムーズに走らないのと同じように体のバランスが崩れると無理な負荷がかかってしまいます。

そのような状態では決まった関節や筋肉を使い続けて負担が蓄積されて背中に痛みを引き起こすことに。

 

ですが、体のバランスが整うと関節や筋肉の使い方に偏りが少なくなり、負担が分散できるようになります。

そうするとデスクワークなど長時間の同じ姿勢をした際も背中にかかる負荷が軽減し症状の改善に繋がっていくのです。

また、体のゆがみが整うと血流が良くなり体に必要な酸素や栄養がしっかりと行き渡りやすくなります。

水を撒くホースを想像してみてください。

ホースが折れ曲がったり、ねじれていたりすると水の流れは悪くなってしまうと思います。

しかし、ホースが真っ直ぐになれば、蛇口をひねれば水が滞りなく流れてきますよね。

 

体も同じでバランスが整うと血液も上手く流れて筋肉や関節に酸素や栄養が行き渡るのです。

そのため、体のゆがみが整うと背中の痛みが回復に向かっていきます。

背中の痛みを改善していくには体のゆがみを整えていくことが重要になるわけです。

 

施術の経過

Aさんの施術では体のゆがみを整えることを計画的に行いました。

手を使い優しい刺激で手や足を曲げたり伸ばしたりする方法で体のゆがみを整えます。

 

初回から体のゆがみが変化したことを実感していただけました。

体のゆがみを整えることで、徐々に回復をしていき5回目には背中もほとんど気にならなくなったとのこと。

ダイエットに向けて筋トレをできると嬉しいご報告をいただけました。

その後は良い状態を維持するために月一回のメンテナンスで通院され、鏡を見た時の立ち姿が整っていたと喜ばれていました。

 

背中の痛みを引き起こす体のゆがみは日ごろの何気ない習慣から起きていることがほとんどです。

長時間の同じ姿勢、繰り返しの同じ動作、座り方、立ち方など、知らず知らずのうちに体のゆがみを引き起こす癖があるかもしれません。

そこで背中の痛み、体のゆがみを防ぐ日常生活のポイントを紹介させていただきます。

 

背中の痛み、体のゆがみを防ぐ日常生活のポイント

 

1　こまめに動く

パソコンの作業で長時間同じ姿勢が続いてしまうと背中に痛みを感じやすくなってしまいます。

同じ姿勢にならないよう、こまめに動くことが大切です。

伸びをする、姿勢を変える、トイレに行くなど少しでも動かすことで予防になります。

可能であれば３０分から１時間で動かすようにしましょう。

 

2　座り方

座る時は足を組まないようにしましょう。

足を組んで座ると体がゆがみやすくなってしまいます。

足を組んでいたらやめて、足裏全体を床に着けるようにして座ってみてください。

 

3　立ち方

左右の足に均等に体重がかかるようにして立ちようにしてみて下さい。

じっと立っている時は、決まった片方に足に体重をかけてしまいがちです。

左右の足に均等に体重をかけるようにすることでも体がゆがみにくくなります。

 

まとめ

今回はパソコン作業が続き背中の痛みが気になるとお悩みの２０代男性の改善事例を紹介させていただきました。

お仕事でパソコンの作業をされると長時間同じ姿勢になり背中に痛みを感じてしまうことがあるかもしれません。

 

背中の痛みは適切にアプローチすることで改善する見込みはある症状です。

お仕事やプライベートの時間も背中を気にすることなく過ごせたら嬉しいですよね。

少しでも快適に過ごすお役に立てましたら嬉しく思います。

良くなるペースは人により異なりますが、参考にしていただければ幸いです。

 

背中の痛みは体のゆがみが影響していることが多いです。

なかなか改善しない場合は体のゆがみが原因かもしれません。

背中の痛みでお悩みでしたら座間市さがみ野のみんなの整骨院へご相談ください。

 

《免責事項》

この記事は個人の感想であり、効果、効能を保証するものではありません。

※効果には個人差があります