こんにちは。
座間市さがみ野のみんなの整骨院院長の皆川です。
40代になると衰えを感じてきて、体力がなくなってきた・・・
このように感じる方もいらっしゃるかもしれません。
まだまだ、これからも元気に動きたいと感じている方もいらっしゃると思います。
体力をつけるには、走ろう!とジョギングを始める方もいらっしゃるのではないでしょうか?
少しずつ走り始めて、ちょっとずつ距離を伸ばしたりしていきますよね。
しかし、だんだんと膝が痛くなってきた・・・
本当は、もっと走りたいのに膝が痛くて走れない・・・
折角、ジョギングをはじめたのに膝が痛くて走れないなんて嫌だと思います。
また膝を良くして、元気に走りたいですよね。
今回は40代男性の方からジョギングで膝が痛いとご相談を受けました。
そのような膝の痛みでお悩みの方のお役に立てたらと思い、ジョギングをはじめて膝が痛いとお悩みの40代男性の改善事例を紹介させていただきます。
改善事例と膝の痛み予防のセルフケア法もお伝えしていますので、参考にしていただけましたら幸いです。
膝の痛みの経緯
40代 男性 Aさん
Aさんは最近、体力が落ちてきた感じがするので、走って体力をつけて、子供にも体力がある所を見せたい、子供にはまだまだ負けたくないと1か月前からジョギングを始めたそうです。
しかし、ジョギングをしていると、だんだん膝が痛みだしたとのこと。
2週間前から膝の痛みが強くなり、1週間前からはジョギングを休んでいる状態でした。
膝を良くして、またジョギングがしたいと思い、当院のホームページを検索し、ご来院されました。
膝の痛みの原因
Aさんの膝の痛みは太ももの前側の筋肉の付着する「お皿の下」に痛みが出ていました。
画像の「ここ」と書いてある箇所です。
この部位は成長期の子供の膝の痛みが起こるオスグットと同じ箇所でもあります。
ご本人は成長期に膝の痛みを感じた記憶はないとのことでしたが、子供のころにオスグットを経験されたことがあると、大人になった際に負担がかかることで再び痛みが生じることがあります。
今回は急に走ったことで太ももの前側の筋肉が硬くなり、筋肉の付着部である膝の下側の部位を筋肉が引っ張ってしまい痛みが出ていると考えられました。
痛みの背景には体のゆがみが関係
さらにAさんの体を詳しくみていくと体のゆがみが見られました。
体がゆがむと筋肉や関節の使い方が偏ってしまいます。
通常は、走る時や歩く時など膝だけでなく、腰や股関節や足首など、様々な部分がバランスよく動き負担を分散しています。
しかし、体がゆがんでいると、特定の筋肉や関節を過度に使うようになってしまうのです。
Aさんの場合は股関節の動きが悪くなっており、その分、膝に過剰な負担がかかってしまっていたのです。
走る時に膝の関節、膝まわりの筋肉ばかりを使ってしまい膝に痛みが出てきてしまっている状態でした。
この体のゆがみが整うと関節や筋肉の使い方に偏りが少なくなり、負担が分散できるようになります。
ジョギングなどで走っても膝にかかる負担が軽くなり症状の改善に繋がっていくのです。
また体のゆがみが整うと血の巡りが良くなり、体全体に必要な酸素や栄養がしっかりと行き渡りやすくなります。
ここで、イメージしていただきたいのが水を撒くホース。
もしホースが曲がっていたり、ねじれていたりすると、水の流れが遅くなったり、止まったりすると思います。
体がゆがむことで、血流が悪くなり、体に必要な栄養や酸素が行き届きにくくなってしまうのです。
その結果、膝の回復や修復が遅れてしまい膝の痛みを引き起こしてしまうわけです。
ですが、ホースが真っ直ぐですと、蛇口をひねれば水はスムーズに流れてきますよね。
体のバランスが整うことで血液もスムーズに流れて、筋肉や関節に十分な酸素や栄養が届くのです。
そうすると、膝の痛みが自然と回復に向かっていくようになります。
膝の痛みを良くしていくには体のゆがみがポイントになるわけです。
施術の経過
Aさんの膝の痛みの回復のため体のゆがみを整える施術を行っていきました。
初回から体のゆがみが変化したとことを感じていただけました。
施術を計画的に行い、体のゆがみも良い状態をキープしていき、股関節の柔軟性も徐々に回復。
3回目で軽く走るのは大丈夫とのことで、5回目には痛める前と同じくらい走れるようになったと喜ばれていました。
その後は、月一回のメンテナンスで通院中。
健康のためにも運動は大切ですが、ジョギングや運動を頑張ると体はゆがみやすくなり、膝の痛みに繋がってしまうことがあります。
日頃から体のお手入れをしていくことで、体のゆがみを防ぎ、膝の痛みの予防にもなります。
膝の痛みを防ぐにはメンテナンスも重要だと考えています。
膝の痛み予防のセルフケア法
膝の痛みを防ぐには股関節や膝や足首の柔軟性が大切です。
そこで股関節、膝、足首の柔軟性の改善に繋がる方法を紹介させていただきます。
1 膝倒し
① 両膝を立てて仰向けで寝ます。
② 膝を揃えて、ゆっくりリラックスして左右に倒します。
③ 左右に5往復倒しましょう。
2 もも裏のストレッチ
① 仰向けで寝て片方の膝を立てます
② もう片方の膝の裏の辺りを持ち、足を自分の体にゆっくり引き寄せます。
③ ももの裏側が伸びます。
④ 気持ちよく伸びるところで30秒間キープします。
⑤ 反対側も行いましょう。
3 ももの前側のストレッチ
① 横向きで寝ます。
② 上の膝を曲げ、足首の辺りを持ちます。
③ かかとがお尻に近づくように膝をゆっくり曲げます。
④ ももの前側が伸びます。
⑤ 気持ちよく伸びるところで30秒間キープします。
⑥ 反対側も行いましょう。
4 ふくらはぎのストレッチ
① つま先を上げて壁につけます。
② 指先だけでなく、足の甲から上げます。
③ 壁に手を付け、膝を伸ばし、体重を前に掛けます。
④ おへそから体全体の体重が前にかかるようにします。
⑤ ふくらはぎの筋肉が伸びます。
⑥ 気持ちよく伸びるところで30秒間キープします。
⑦ 反対側も行いましょう。
まとめ
今回はジョギングをはじめて膝が痛いとお悩みの40代男性の改善事例を紹介させていただきました。
走りたいのに走れないとストレスが溜まってしまうこともあるかもしれません。
しかし、膝の痛みは適切に対処をすることで改善を目指せます。
体のゆがみを整えていくことで膝の状態が回復していくことが多いです。
膝の痛みでお悩みの場合は体のゆがみが原因かもしれません。
当院では痛みの出ている膝だけでなく体全体をみながら施術を行っていきます。
膝の痛みでお困りでしたら座間市さがみ野のみんなの整骨院へご相談ください。
《免責事項》
この記事は個人の感想であり、効果効能を保証するものではありません。

皆川 康広(みながわ やすひろ)

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