こんにちは。

座間市さがみ野のみんなの整骨院院長の皆川です。

四十肩・五十肩になると夜寝ている時に痛みを感じるとお悩みではありませんか?

 

・痛い方の肩を下にして寝ると痛くて寝れない

・寝返りをする時に辛い

・じっと寝ているだけでも痛い

 

睡眠は体の疲れを癒す大切な時間です。

寝ている時に痛みを感じてしまうと、大切な睡眠の妨げになってしまいますよね。

睡眠不足になると、「朝から家族にイライラしてしまう」「日中ボーッとして仕事に集中できない」

と感じることもあるかもしれません。

痛みがあるだけでも辛いのに、よく眠れないと余計なストレスがかかってしまうと思います。

しかし、そのうち良くなるだろうと様子を見ていると症状が悪化してしまうことも・・・

 

・前よりも寝ている時の痛みが強くなってきた

・だんだん、肩が硬くなって腕が上がらなくなってきた

・肩だけが痛かったのに、肘まで痛むようになってきた

 

良くなる気配がない、悪化していると感じると心配になり、どうやって寝たらいいか不安になってしまうのではないでしょうか?

 

でも、少しでも肩のことを気にせず寝ることができたら嬉しいですよね。

 

今回は実際に五十肩・四十肩でお悩みの方の40代女性からどうやって寝たらいいのかとご相談をいただきました。

五十肩・四十肩での負担の少ない寝方を紹介させていただきますので、参考にしていただければと思います。

 

五十肩・四十肩とは

40代から60代くらいの方に多い肩関節のトラブルで医学的には肩関節周囲炎と呼ばれています。

肩関節の痛みが出てきたり、硬さが出てきます。

・腕が上がらない

・背中に手が回らない

・夜寝ているとズキズキする

・最初はちょっとだけ痛かったのが、だんだん動かしにくくなる

などの症状を訴える方が多いです。

 

なぜ寝ていると痛みを感じるのか

 

五十肩・四十肩では夜寝ていると痛いとご相談をいただくことが良くあります。

 

それは、腕の重さで肩関節が伸ばされてしまうからです。

 

肩関節は受け皿の肩甲骨と上腕骨という腕の骨からできています。

実は受け皿の肩甲骨は自然な状態でも肩は前に出ていて、いわば”巻き肩”のような状態になっているのです。

特に五十肩・四十肩の方は肩が前に出ていることが多いです。

この状態で仰向けで寝ると腕の重さで肩関節が引っ張られてしまいます。

仰向けで寝た時にも肩が前に出ているのでベッドから浮いた状態になり、腕の重さで肩関節が伸ばされた状態になるわけです。

肩に問題のない状態であれば痛みを感じることはありませんが、五十肩・四十肩で炎症が起きていたり、硬くなっている状態では少しの負担でも痛みを感じやすくなってしまうのです。

睡眠中は同じ姿勢が長く続くため、負荷が積み重なり痛みが強くなりがちです。

このようなことから寝ている時に痛みを引き起こしてしまいます。

 

五十肩・四十肩の負担の少ない寝方

 

五十肩・四十肩でお悩みの方にオススメの寝方をご紹介します。

少し工夫をするだけで負担を軽減することができますよ。

 

仰向けの場合

仰向けで寝る際には、バスタオルやクッションを使って肩や腕をサポートします。

・肩から肘の下:ベッドと肩の隙間が無くなるようにします。肩の後ろから肘の下までバスタオルを置き腕全体を支えることで負担を軽減。

・お腹の上:お腹の上にタオルを置いて手を乗せることで、肩に負担の少ない角度になります。

 

タオルの厚みは五十肩・四十肩の状態にもよって個人差があります。

肩が硬くなっている、痛みが強い場合はタオルを厚くした方が楽になるケースが多いです。

 

横向きの場合

痛い方を上にして寝ます。

・抱き枕やクッションなどを用意して抱えるようにしてみてください。

横向きの場合はこのような寝方をすることで肩関節の負担を軽くすることができます。

 

五十肩・四十肩の対処法

 

五十肩・四十肩でお悩みの方から痛いけど動かした方がいいの?とご相談をいただくことがあります。

実は五十肩・四十肩には安静にした方がいい時期と動かした方がいい時期がありますので、そちらも説明させていただきます。

 

安静にした方がいい時期

・じっとしていてもズキズキする

・痛みが強い

・以前よりも痛みが増してきてる

・夜寝ていると痛みで目が覚める

 

などの場合は安静にしましょう。

 

このような場合は炎症が強い可能性が高いです。

肩関節が硬くなるから、動かした方がいいのでは?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、炎症がある場合は動かしてしまうと炎症が悪化してしまう場合があります。

炎症が強くなってしまうと、痛みが増したり、肩関節が硬くなりやすくなってしまうのです。

回復に時間がかかってしまいます。

まずは安静にしましょう。

 

動かした方がいい時期

・じっとしていても痛くない

・肩関節が硬くなってきた

・動かしにくい

 

などの場合は少しずつ動かすようにしましょう。

 

この段階になったら硬くなった肩関節を少しずつ動かしていくのが大切です。

ただし、無理やり動かしてしまうと、再び炎症が強くなってしまう可能性があります。

痛みを感じない範囲で少しずつ動かしていくのがポイントです。

焦らず、少しずつ、コツコツ続けることが回復への一番の近道です。

 

まとめ

今回は五十肩・四十肩での負担の少ない寝方を紹介させていただきました。

寝ている時に肩が痛いとぐっすり眠れずに辛いですよね。

家事に仕事に忙しいと少しの肩の痛みでも我慢してしまうこともあるかと思います。

簡単にできる方法ですので、我慢をせずに気軽に試してみてください。

少しでも快適に眠るお役に立てましたら嬉しく思います。

 

当院では五十肩・四十肩でお悩みの方もご来院されています。

もし今回の寝方をやってみても痛みが続くような場合は「もう少し様子を見よう」と我慢をせず、座間市さがみ野のみんなの整骨院へご相談ください。

 


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皆川 康広(みながわ やすひろ)

皆川 康広(みながわ やすひろ)

みんなの整骨院 院長。ほとんどの治療院では、痛たみの出ているところに焦点をあて、痛みの原因がどこから来ているか特定できていないことが多いです。 当院では詳しくお話を聞き、身体の動作、歪みを確認し、痛みの原因を特定していきます。 原因にアプローチし痛みや辛い症状を一緒に改善していきましょう。

※効果には個人差があります

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