こんにちは。

座間市さがみ野のみんなの整骨院院長の皆川です。

朝、起きたら腰に痛みを感じ、当日は痛みが強く腰を反らしたり、前に屈んだり、動かすのが辛いこともあるかと思います。

翌日以降になると動けるようになるが、腰に重さがずっと残っている、座りっぱなしが辛い、動きが始めが痛い・・・

良くなってきてるけど、これが癖になったら嫌だなとお悩みではありませんか？

これから年齢を重ねていって、このままにしておいて大丈夫かな？

この腰痛が残って、後々の大きな症状のきっかけにならないかな？

癖になって繰り返さないかな？

とどのように対処したらいいのかと不安になる方もいらっしゃるかもしれません。

 

そこで今回はそのような腰痛でお悩みの方に癖にならないための対処法について紹介させていただきます。

 

ギックリ腰とは

 

ギックリ腰とは医学的には「急性腰痛」と呼ばれています。

突然に腰に痛みが走る症状です。

重い物を持った時に起きるイメージが強いかもしれませんが、少し前に屈んだだけ、朝起きようと思ったら痛かったなどギックリが起きる状況は様々です。

 

ギックリ腰の症状

ギックリ腰になると痛みが強く動けないと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、症状の程度は人によって様々です。

・じっと座っているのが痛い

・イスから立ちが上がる時に痛い

・靴下を履けない

・朝、顔を洗えない

・寝返りがツライ

・ベッドから起き上がるのが大変

など

軽い場合ですと、歩けるけど、前に屈めない、後ろに反らせない、などとおっしゃる方もいらっしゃいます。

重くなってくると、ちょっと動かすだけでも痛みが強くて動けない、歩けないなどの場合もあります。

 

痛む場所も人により様々です。

腰の真ん中、痛みに左右差がある、腰の下の方、お尻らへんなどに表れることがあります。

 

私自身もギックリ腰になった経験があり、ちょっと動かすだけでも「ズキッ」としたこともあります。

腰に少しでも痛みがあると不安を感じてしまうと思います。

このまま良くならなっかたら、どうしよう。

これをきっかけに癖になったら、どうしよう。

と考え事をしてしまうかもしれません。

しかし、ギックリ腰は多くの場合で１週間から２週間で自然に回復していきます。

間違った方法では回復を妨げてしまうこともありますが、適切な対処でしっかりと回復することが目指せます。

 

ギックリ腰気味の腰痛の対処法

 

1　動かせる範囲で動かす

 

痛みがあるから安静にしようと思われるかもしれません。

実は安静にし過ぎると回復が遅くなってしまうことがあります。

動けるようでしたら仕事に行く、買い物に行く、など普段の日常生活と同じように過ごしましょう。

ただし痛みがあることを無理やりする必要はありません。

あくまで動かせる範囲で日常生活を送りましょう。

 

2　温める

 

痛めた直後は冷やした方がいいのでは？と考える方もいらっしゃるかと思います。

温めた方が血流も良くなり回復しやすくなります。

血流が良くなると、痛めた腰の回復に必要な栄養や酸素が行き渡ります。

お仕事に行けれているようでしたら、カイロを使うと温めることができます。

またお風呂に入れるようでしたら湯船に浸かり温まりましょう。

 

3　同じ姿勢を避ける

 

デスクワークでお仕事をされていると同じ姿勢が続いてしまうかと思います。

じっと同じ姿勢を維持しているのは体にとって負担となってしまいます。

特に腰に痛みがある時に座りっぱなしになってしまうと痛みが出たり、重さ怠さを感じることもあるかもしれません。

可能であれば３０分から１時間で少しでも体を動かすようにしてみて下さい。

トイレに行くのにイスから立ち上がる、もしイスから立ち上がるのが辛ければ姿勢を変えるなど少しでも動くようにしましょう。

 

4　丸めたタオルを入れて座る

どうしても仕事に行かなければいけない状況の時もあるかもしれません。

丸めたタオルをお尻の後ろ半分に入れて座ると腰の負担を減らすことができます。

丸めたタオルが腰が後ろに倒れるのを防いでくれるのです。

楽に腰の負担の少ない姿勢をキープしやすくなります。

 

ギックリ腰気味の腰痛やってはいけないこと

 

痛いところのマッサージ

 

痛いところがあると、つい揉んだり、ぐりぐりと押したりしていませんか？

痛いところをマッサージしてしまうと悪化する原因になってしまいます。

回復してもいい頃になっても症状がある方に聞いてみると、実はマッサージをしましたと言われる方が多いです。

ですので、マッサージはしないようにしましょう。

もし気になって触りたくなるようでしたら、軽くさする程度にしていただけたらと思います。

 

まとめ

 

今回はギックリ腰気味の腰痛で癖にならないための対処法をお伝えさせていただきました。

腰に痛みがあると、ちゃんと良くなるか、癖にならないかと気になってしまうこともあるかもしれません。

適切に対処をすることで多くの方が自然と回復していきます。

腰に不安がなく過ごすお役に立てましたら嬉しく思います。

ぜひ今回の内容をご活用ください。

もし対処法をして２週間しても良くならない場合は他に原因があるかもしれません。

腰痛は様々な原因が重なって起きることがあります。

なかなか改善しないとお悩みでしたら座間市さがみ野のみんなの整骨院へご相談ください。

 

※効果には個人差があります