こんにちは。
座間市さがみ野のみんなの整骨院院長の皆川です。
健康診断の結果がボロボロで運動をされている方もいらっしゃるかと思います。
ウォーキング、ジョギング、筋トレと体を動かし、頑張っているかもしれません。
運動と仕事を頑張り、夜寝ていると「イテテッ」と腰に痛みを感じることも。
寝ているだけで痛い・・・
寝返りが痛い・・・
朝、靴下を履くのが痛い・・・
すぐに良くなるかなと思っていても、なかなか良くならず、だんだん痛みが強くなる。
健康のために運動がしたいけど、痛くてできないと焦りを感じてしまうこともあるかもしれません。
そこで今回は寝ていると痛む腰痛の原因と対処法について紹介させていただきます。
なぜ寝ていると腰が痛くなるのか?
日中の長時間の同じ姿勢が関わっています。
デスクワークをされていると一日中座りっぱなしになってしまうと思います。
人間は長時間同じ姿勢でじっとしていることが苦手なんです。
ですので、デスクワークで座り続けることは腰にとっては負担となってしまいます。
座り姿勢を維持するために腰の筋肉はずっと働き続けなければなりません。
このような状態が続くと腰回りの筋肉は疲労が溜まりどんどん硬くなっていきます。
そうすると体が固まり、夜寝ている時も痛みを感じやすくなってしまうのです。
長時間座って硬くなり寝ている時の腰痛の引き金になるのは股関節の筋肉です。
ももの前側の筋肉(大腿直筋)、お腹の筋肉(腸腰筋)この二つの筋肉が影響してきます。
この二つの筋肉は前側から腰を引っ張って、腰に負担のかかる状態になってしまうのです。
そうすると本来は寝ている時はリラックスするはずの筋肉が寝ている時も筋肉の緊張が続くことに。
睡眠中も腰は休まらずに寝ている時も「イテテッ」と感じてしまうわけです。
寝ている時の腰痛の対処法
1 寝方
① 仰向け
両膝を立てて膝の下にクッション、座布団、枕などを入れる。
両膝を伸ばしていると、デスクワークで硬くなっている、もも前側の筋肉(大腿直筋)とお腹の筋肉(腸腰筋)が腰を引っ張り、腰の筋肉の緊張を生みます。
両膝を立てるとこの二つの筋肉は緩み腰の痛みを感じにくくなります。
膝の下にクッションなどを入れると膝を立てる姿勢を維持しやすくなるのです。
②横向き
もし腰の痛みに左右差がある場合は痛い方を上にして寝てください。
両膝を曲げ、膝の間にクッションを入れて寝ましょう。
腰に痛みがある方は膝が内側に入ると痛む場合があります。
膝の間にクッションを入れると膝が内側に入りにくくなるので腰痛の予防になります。
2 マットレスの向きを変える
長年同じマットレスを使っていて向きを変えたことがない場合は、上下、裏表の向きを変えてみて下さい。
マットレスを長年使うと劣化して凹みができてしまっているかもしれません。
凹んでいると腰が沈み痛みを感じやすくなってしまいます。
マットレスの向きを変えると凹んでいる場所が変わりますので、腰が沈みにくくなります。
マットレスの向きを変える目安は1~3か月と言われています。
可能でしたらマットレスの向きを変えましょう。
長年使っていたらマットレスを新しく変えた方がいい場合もありますが、まず試しに向きを変えてみて下さい。
まとめ
今回は寝ていると痛む腰痛の原因と対処法を紹介させていただきました。
寝てて痛みがあるとリラックスできず、熟睡できないかもしれません。
寝方やマットレスの向きを変えてぐっすり眠っていただけたらと思います。
腰を良くして運動をできるようになりましたら嬉しいです。
ぜひ今回の対処法をご活用ください。
もし今回の対処法をやっても腰が痛い場合は他に原因が隠れているかもしれません。
腰痛は様々な原因が重なって起こる場合があります。
なかなか腰痛が改善しないとお悩みでしたら座間市さがみ野のみんなの整骨院へご相談ください。
皆川 康広(みながわ やすひろ)
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