こんにちは。
座間市さがみ野のみんなの整骨院院長の皆川です。
物を持ち上げると肘の外側が痛い・・・
このようなお悩みはありませんか?
買い物をした時、お仕事で荷物を運ぶ時、カバンを持った時など物を持つこともあるかと思います。
そのような時に肘の外側に痛みを感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
もしかすると、そのような場合はテニス肘かもしれません。
腕は家事やお仕事の際に使うと思います。
肘の外側が痛いからと言って家事やお仕事を休むわけにはいかないですよね。
肘の痛みを我慢しながら作業をされていると、やることが思うように進まずイライラしてストレスが溜まってしまうかもしれません。
でも肘のことを気にせず家事やお仕事ができたらどうでしょう?
テニス肘は原因にしっかりとアプローチすることで改善が見込める症状です。
今回は50代の女性の方から物を持ちあげると肘の外側が痛いとご相談がありました。
そのようなテニス肘でお悩みの方のお役に立てたらと思い、物を持ち上げると痛いテニス肘でお悩みの50代女性の改善事例を紹介させていただきます。
テニス肘の経緯
50代 女性 Aさん
Aさんはパートをされていて店舗の品出しや掃除のお仕事をされている方です。
元々腰痛があり、良くなった後もメンテナンスで月一回通われている方が、ここ1,2週間肘の外側が痛くなってきたと、ご相談を受けました。
物を持ちあげる時、カバンを持った時、家事が終わり、テレビを見ているふとした時に肘の痛みを感じるとのこと。
家事や仕事の際に痛むから、良くしたいとのことでした。
テニス肘とは
テニス肘とは正式には外側上顆炎と言います。
テニスをしてないけど、テニス肘なの?と質問をいただくことがあります。
テニスをされている方に多いためテニス肘と言われていますが、テニスをしている方だけでなく、腕をよく使う方に起こる可能性のある肘の痛みです。
肘の外側には手首や指を動かす筋肉がくっついています。
腕をたくさん使うことで、筋肉の付着部である肘の外側に負担がかかってしまい、次第に炎症が起きて肘の外側に痛みが出てくるものです。
テニス肘の検査法
肘の外側が痛いからテニス肘かも・・・このように思われている方もいらっしゃるかもしれません。
そこでテニス肘の検査法を紹介させていただきます。
1 手の甲を上にして肘を伸ばします。
2 その状態から椅子を掴み持ち上げます。(持ち上げるものは椅子でなくても問題ありません。ある程度の重さがあるものを持っていただけたらと思います)
この動作で肘の外側に痛みが出るようでしたら、テニス肘の可能性があります。
テニス肘の原因
今回のAさんは体のゆがみがテニス肘に影響していることが考えられる状態でした。
「体のゆがみ」は背骨やだけじゃない
体のゆがみとは背骨や骨盤をイメージしがちですが、それだけではありません。
顔の向き、肩の高さの左右差、手足の向き、体重のかかり方など様々なポイントがあります。
健康な状態ですと、体はほぼ左右対称です。
しかし、長年の生活習慣や姿勢のクセで知らず知らずのうちに体はゆがんでしまうのです。
ゆがみが生む「偏った使い方」
体がゆがむとバランスが崩れて偏った使い方になってしまいます。
本来であれば、腕を使う際に肘の筋肉だけでなく、肩や手首、肩甲骨、背中、胸などが一緒に働き、負担が分散しています。
しかし、体がゆがむとそのバランスが崩れ、特定の筋肉や関節ばかりが動くようになってしまうのです。
体のゆがみでもテニス肘の方は肩関節の動きに左右差がある方がほとんどです。
今回のAさんもテニス肘の出ている方の肩関節の動きが悪くなっていました。
そのため、肘まわりの筋肉に負担が集中し、テニス肘の症状が出てしまっていたと考えられます。
バランスが整えることで肘の負担が軽減される
体のバランスが整うと関節や筋肉の使い方が自然と整い、偏りが少なくなります。
すると、肘にかかっていた過剰な負担も減り、痛みの改善に繋がっていくのです。
血流への影響
もう一つ見逃せないのが血流への影響です。
体にゆがみがある状態は血流も悪くなってしまいます。
ここでイメージしていただきたいのが「水を撒くホースです」
ホースがねじれていたり、曲がっていたりすると、水の流れが悪くなりますよね?
体も同じで、ゆがみがあると血流が悪くなり、必要な酸素や栄養がスムーズに届きにくくなります。
また老廃物も滞りやすくなるため、回復しづらく痛みが長引いてしまうのです。
しかし、ホースが真っ直ぐならば水はスムーズに流れますよね。
同様に、体のバランスが整えば血流が良くなり、肘の回復に必要な酸素や栄養が届きやすくなります。
根本的に体のバランスを整えることで肘への負担が軽くなり、自然と痛みが和らいでいくのです。
施術の経過
Aさんのテニス肘の回復に向けて体のゆがみを整える施術を行いました。
施術をすることで、初回から体のゆがみ、肘の動きに変化があることを実感していただけました。
計画的に施術を行うことで、体のゆがみが少ない良い状態を維持して、肘の外側の痛みも徐々に回復。
7回目の施術の際には、ほとんど気にならなくなり、聞かれなければテニス肘だったことを忘れるくらいになったとのこと。
家事やお仕事も楽にできていると喜ばれていました。
その後もテニス肘の予防のために月一回のメンテナンスで通院中。
まとめ
今回は物を持ちあげると肘の外側が痛いテニス肘でお悩みの50代女性の改善事例を紹介させていただきました。
肘が痛いと家事やお仕事が進まずにストレスも溜まってしまうかもしれません。
テニス肘は適切に対処することで回復を目指せます。
体のゆがみを整えることで改善していくケースが多いです。
テニス肘になり、なかなか良くならないとお悩みの場合は体のゆがみが原因で起きているかもしれません。
もし、一向に良くならないとお悩みでしたら座間市さがみ野のみんなの整骨院へご相談ください。
《免責事項》
この記事は個人の感想であり、効果効能を保証するものではありません。

皆川 康広(みながわ やすひろ)

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