こんにちは。

座間市さがみ野のみんなの整骨院院長の皆川です。

股関節に痛みがあると歩いたり、立ちっぱなしなどで症状が出る方もいらっしゃるのではないでしょうか？

今回は股関節の痛み対策のストレッチのご紹介です。

 

なぜ股関節は痛くなるのか？

 

原因として最も多いのは変形性股関節症と言って股関節の関節軟骨がすり減り、変形し痛みが出てくるものです。

先天的な要因や加齢や肥満、運動などで繰り返し負荷がかかり起こるなどの要因があります。

変形性股関節症の方では女性が圧倒的に多いのが特徴です。

女性の方が多い理由として骨盤の形の影響や筋力が弱い、じん帯が緩いことも影響していると言われています。

また先天性股関節脱臼、臼蓋形成不全などで股関節の受け皿が小さいため、関節に負担がかかりやすくなっています。

 

寝ながらできるストレッチ

 

股関節に不調を抱えている方は股関節周りのお尻の筋肉、ももの筋肉が硬くなっていることが多いです。

ストレッチをすることで柔軟性が高まり股関節の負担の軽減になります。

 

・内もものストレッチ

1　右足の場合、仰向けで寝て右膝を曲げます。

 

2　右手で内もものあたりを押さえ右膝を床の方に開きます。膝を開くときに反対側の腰やお尻が床から離れないようします。

股関節が硬い方の中には膝が床につかない場合がありますが、内ももの筋肉が伸びている感覚があれば大丈夫です。

内ももの筋肉が伸びます。

左右３０秒ずつ行ってください。

※開いたときに股関節が痛む場合は無理せず中止してください。

 

 

 

内ももの筋肉をより伸ばす場合

膝の高さを変えることで負荷が変わります。

股関節の開く動作が柔らかい方は下の画像のように伸ばすとより内ももの筋肉が伸びます。

※股関節に痛みがある場合は無理せず中止してください。

1　右足を伸ばす場合、先ほどよりも膝を高く曲げます。

 

2　１の状態から右膝を外側に開きます。膝を外に開くとき反対側の腰やお尻が床から離れないようにします。

左右３０秒ずつ行ってください。

 

 

・お尻のストレッチ

 

1　右側を伸ばす場合、仰向けで寝て右足のくるぶしを左膝に乗せるように足を組みます。

 

2　左のももを両手で抱え自分の身体へ寄せます。

お尻の筋肉が伸びます。

左右３０秒ずつ行ってください。

※股関節が悪い方の中には痛む場合もあります。股関節が痛む場合は無理せず中止してください。

 

 

・ももの前側のストレッチ

 

1　左足を伸ばす場合、左足が上になるように横向きで寝ます。下の足は軽く曲げます。下の腕を頭の下に入れ枕の代わりにします。

 

2　左足の甲を持ち、かかとをお尻に近づけるように膝を曲げていきます。

ももの前側の筋肉が伸びます。

左右３０秒ずつ行ってください。

※股関節や膝が痛む場合は無理せず中止してください。

 

 

ストレッチは気持ちよく伸びるくらいの強さで行ってください。

 

 

 

まとめ

 

今回は寝ながらできる股関節の痛み対策のストレッチのご紹介をさせていただきました。

ぜひ寝ながらストレッチをやってみてください。

 

もし今回のストレッチをやってみても股関節が痛むとお悩みでしたら座間市さがみ野のみんなの整骨院へご相談ください。

 

みんなの整骨院　ホームページhttps://minnano-seitai.com/

※効果には個人差があります