こんにちは。
座間市さがみ野のみんなの整骨院院長の皆川です。
産後の腰痛でお悩みの方の中には寝てると痛いとお悩みの方もいるかと思います。
どんな体勢で寝れば良いのかと質問をいただくこともあります。
そこで今回は産後の腰痛での寝方をご紹介させていただきます。
産後に腰痛が起きる原因
・ホルモンバランスの影響
出産に備えて身体は変わります。
リラキシンというホルモンを分泌し骨盤を広げ出産時に赤ちゃんを通りやすくします。
リラキシンが分泌されると骨盤が緩みます。
出産後も緩んだ状態になるので腰痛を起こしやすくなります。
・腹筋の影響
妊娠では腹筋が伸ばされてしまいます。
腹筋が働きにくくなり力が入りづらくなります。
腹筋は腰の動きにも関係しているため腰への負荷が増え腰痛の引き金になります。
・育児の負担
育児では抱っこや授乳、おむつを替える時、赤ちゃんに合わせ身体をかがめるなどで腰に負担がかかります。
またストレスや睡眠不足も重なり疲労が蓄積されやすくなります。
そうすると腰に痛みを感じやすくなってしまうのです。
寝方
◎仰向け
仰向けでは膝を立てると腰の負担を軽くすることができます。
画像のようにタオルやタオルケットを丸めたり、クッションや枕、座布団などを使い膝の下に入れます。
膝が伸びていると、太ももの前側の筋肉やお腹の奥を通っている筋肉が腰を引っ張り痛みを感じやすくなります。
膝を立てると太ももの筋肉、お腹の奥を通っている筋肉が緩み腰への負担が軽くなります。
◎横向き
横向きになり膝を曲げます。
もし左右の腰で痛みに差がある場合は痛い方の腰を上にして寝てください。
横向きでも太ももの前側の筋肉、お腹の奥を通っている筋肉の緊張が軽減され腰の負担も減ります。
また画像のように膝の間に枕や抱き枕を挟むようにすることでも、より腰の負担は軽減されます。
良くない寝方
うつ伏せは避けてください。
うつ伏せでは腰が反ってしまい痛みが出やすくなります。
まとめ
今回は産後の腰痛での寝方を紹介させていただきました。
夜中にも授乳があり、睡眠は貴重な時間かと思います。
少しでも楽に寝ていただけたら嬉しく思います。
当院では産後で寝ると腰が痛いとお悩みの方もご来院されています。
もし今回の方法でも腰が痛いとお悩みでしたら座間市さがみ野のみんなの整骨院へご相談ください。
みんなの整骨院 ホームページ https://minnano-seitai.com/
皆川 康広(みながわ やすひろ)
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