こんにちは。
座間市さがみ野のみんなの整骨院院長の皆川です。
小さいお子さんがいる方や保育士さんなどで小さいお子さんと接する機会が多い方は、お子さんに合わせるために正座をすることがあるかと思います。
正座をして立ち上がろうとすると「イテテ」股関節が痛い・・・
このようなお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
正座の後、股関節が痛くて、パッと動けず、お子さんの動きについていけない。
お子さんの動きは早く、時に予測できない動きをすることもありますよね。
そのような時に股関節に痛みが出てしまうと、仕事に支障が出てしまったり、お子さんに危険があった時に動けないかもと心配になることもあるかもしれません。
でも、どうかご安心ください。
股関節の痛みは適切にアプローチすることで改善が見込める症状です。
正座をした後も、股関節を気にせず素早く動けるようになったら嬉しいですよね。
今回は正座から立った時の股関節の痛みでお悩みの40代女性の改善事例を紹介させていただきます。
股関節の痛みの経緯
40代 女性 Aさん
今回のAさんは出産後から両股関節の痛みを感じるようになり、正座の後、股関節の痛みで立ち上がれず、四つ這いで移動していたとのこと。
保育士のお仕事をされていて、正座をする機会も多いようでした。
もう良くならないだろうと諦めていたそうです。
しかし、以前から続く股関節の痛みを良くしたい、仕事で正座をすることがあるため、正座をした後も普通に立ちたいと当院のホームページを検索しご来院されました。
股関節の痛みの原因
今回、ご来院されたAさんの股関節の痛みは体のゆがみが引き起こしていたと考えられました。
体のゆがみとは、骨盤や背骨のゆがみだけでなく、体の傾き、首の傾き、体重のかかり方、手足の向きなど様々な要素があります。
健康な体は、ほぼ左右対称でバランスよく動きますが、長年の生活習慣や姿勢のクセによって少しずつバランスがくずれてしまうのです。
Aさんには色々なゆがみがありましたが、とくに右足が外に開き、左足が内に閉じるという癖がありました。
例えば、車のタイヤの大きさが左右違うとスムーズに走らないのと同じように、体のバランスが崩れると無理に動くようになってしまいます。
そのような状態では特定の関節や筋肉を使い続けて、どんどん負担が蓄積されて股関節に痛みが生じてしまうのです。
ですが、体のバランスが整うと、関節や筋肉の使い方に偏りが少なくなり、負担が分散できるようになります。
そのため、正座をした後も股関節にかかる負荷が軽減し症状の改善に繋がっていくのです。
また、体のゆがみが整うと、血の巡りが良くなり、体全体に必要な酸素や栄養がしっかりと行き渡りやすくなります。
水を撒くホースをイメージしてみてください。
ホースが折れ曲がったり、ねじれていたりすると水の流れは悪くなってしまうと思います。
しかし、ホースが真っ直ぐですと、蛇口をひねると水がスムーズに流れますよね。
体も同じで、バランスが整うと血液もスムーズに流れ、筋肉や関節に十分な栄養が届くのです。
ですので、体のゆがみが整うことで股関節の痛みが回復しやすい環境に。
股関節の痛みを改善していくには体のゆがみを整えていくことがポイントになるわけです。
施術の経過
Aさんの股関節の痛みの改善のため施術では体のゆがみを整えていきました。
手首や足首を動かしたり、ある体の部分を優しく押さえる方法で施術をしていきます。
初回から体のゆがみが変化し、足裏がしっかり着き、気持ちよい歩き方ができると違いを感じていただけました。
計画的に施術を行い、股関節の状態も徐々に回復。
6回の施術で日常生活での痛みがほとんど感じなくなったと嬉しいご報告をいただけました。
もう良くならないかもと諦めていたのが、良くなりとても喜ばれていました。
その後も股関節の痛みの予防のため月1,2回のメンテナンスを継続的に行っています。
メンテナンスで通っていると股関節だけでなく体が軽いとのことです。
股関節の痛みを予防するポイント
股関節の痛み引き起こす体のゆがみは、日常生活でのちょっとした癖から表れることがほとんどです。
そこで体のゆがみ、股関節の痛みを予防するポイントを紹介させていただきます。
座り方
横座りを避ける
正座から足を横にずらす横座りは避けましょう。
床に座ってテレビを見る時、お仕事で床に座っている時など、横座りをしていることに気が付いたらやめるようにしていただけたらと思います。
横座りは体がゆがみやすい座り方です。
家でしたら椅子に座り、床に座る場合は正座が痛くなければ正座、もし正座が痛い場合は、他の痛くない座り方(あぐら、体育座りなど)で座るようにしてみて下さい。
足を組むのを避ける
椅子に座り、ついつい足を組んで座ってしまうこともあるかと思います。
足を組んでしまうと、体がゆがみ股関節に負担がかかってしまうことがあります。
足を組んでいることに気が付いたら、やめるようにしてみて下さい。
椅子に座る時は両足の足裏全体を床に着けて座るようにしましょう。
立ち方
立っている時に片方の足に体重を掛けて立つこともあるかと思います。
片方の足にばかり体重を掛けてしまうと、体がゆがみ股関節の痛みに繋がることがあります。
左右の足に体重が均等にかかるようにして立ってみて下さい。
体のゆがみ防ぎ、股関節の痛みの軽減に繋がります。
まとめ
今回は正座から立った時の股関節の痛みでお悩みの40代女性の改善事例を紹介させていただきました。
お仕事や家事など女性の方は忙しく動かれていると思います。
そのような状態で正座をした後にすぐに動けないと、フラストレーションも溜まってしまいますよね。
しかし、股関節の痛みは適切に対処をすることで回復が見込める症状です。
股関節の痛みは体のゆがみが影響していることが多いです。
日常生活での何気ない習慣の積み重ねで体がゆがんでしまっていることがほとんどです。
なかなか良くならないとお悩みの場合は、体のゆがみが原因で起きているかもしれません。
股関節の痛みでお悩みでしたら、諦めずに座間市さがみ野のみんなの整骨院へご相談ください。
《免責事項》
この記事は個人の感想であり、効果、効能を保証するものではありません。

皆川 康広(みながわ やすひろ)

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