こんにちは。

座間市さがみ野のみんなの整骨院院長の皆川です。

テニス肘になると、痛みのある肘が気になり、揉んだり、叩いたりするけどなかなか良くならない・・・

このようなお悩みはありませんか？

 

・お仕事で荷物を持ちあがる時に肘の外側に痛みが出る

・お出かけでカバンを持つと痛みが出て気になる

・ソファーに座っていると、ふと肘に痛みを感じる

・孫を抱っこすると肘が痛くてできない

 

お仕事や家事で腕は良く使うかと思います。

お仕事をしながら、家事もしないといけない。

そのような時に、いちいち肘に痛みが出ると鬱陶しいですよね。

 

今回は５０代の女性の方で家事やお仕事で腕を使っていたら、テニス肘になってしまった方からご相談がありました。

 

そのようなテニス肘でお悩みの方のお役に立てたらと思い、揉んだり、叩いたりしても良くならないテニス肘の原因と解消法をブログにて紹介させていただきます。

 

テニス肘とは

 

テニスをしていないのにテニス肘？！

このように思われる方もいらっしゃるかもしれません。

テニス肘とは正式には外側上顆炎と呼ばれる肘の炎症のことを言います。

テニスをされる方に多い為にテニス肘と呼ばれているのです。

肘の外側には、手首を動かす筋肉がくっついています。

腕を使い過ぎることで、筋肉の付着部である肘の外側に負担がかかってしまいます。

そのような状態が続くことで、負担が蓄積されてテニス肘になってしまうのです。

 

テニス肘はテニスをしている方だけでなく、腕を良く使う方に起こる可能性がある肘の痛みです。

 

テニス肘のチェック法

 

肘の外側が痛いけど、自分がテニス肘がどうかわからない・・・このようなお悩みの方もいらっしゃるかと思います。

そこでテニス肘のチェック法を紹介させていただきます。

テニス肘かもと思われる方は、やってみていただけたらと思います。

1　手の甲を上にして肘を伸ばします。

2　その状態から椅子を持ち上げます。

 

この動作で肘の外側が痛い場合はテニス肘の可能性が高いです。

持ち上げるものは、椅子でなくても問題ありません。

ある程度の重さのある物を持ち上げてみて下さい。

なぜ、揉んだり、叩いたりしてもテニス肘が良くならないのか？

 

テニス肘の方を見させていただいて、共通していることは体のゆがみがあるということです。

 

体のゆがみがテニス肘とどう関係するの？と思われる方もいらっしゃるかと思います。

実は体のゆがみがあると血管の流れが悪くなってしまうのです。

 

水を撒くホースをイメージしていただけたらと思います。

通常の状態であれば、蛇口をひねるとホースから水が流れてくると思いますが、ホースが曲がっていたり、捻じれていたりすると水は止まってしまいます。

体のゆがみがあることで、血管の通りが悪くなるのです。

テニス肘になる方は、体のゆがみでも、左右の肩回りの動きに差があることが多いです。

肩の周辺に肘に流れる血管が通っています。

そうすると、血流が悪くなり、肘の筋肉に必要な酸素や栄養が行き渡らなくなってしまうのです。

肩回りの筋肉が硬くなってしまうことで、その先にある肘の血液の流れが悪くなってしまいます。

そのような状態で、繰り返し腕を使ってしまうと、疲労の回復が追い付かず、負担が蓄積されてしまうわけです。

このようなことからテニス肘が引き起こされていきます。

 

そのためテニス肘を改善していくには体のゆがみ、肩回りの柔軟性を整えていくことが大切です。

 

揉んだり、叩いたりしても良くならないテニス肘の解消法

 

テニス肘を改善していくための体のゆがみ、肩回りの柔軟性を解消していくストレッチを紹介させていただきます。

 

胸のストレッチ

 

1　足を前後に開き、手を壁に着きます

2　体重を前に掛けます。

3　胸の筋肉が伸びます。

4　気持ちよく伸びるところで３０秒間キープします。

5　反対側も行いましょう。

 

背中のストレッチ

 

1　両手を組んで前に出します。

2　両手を前に伸ばし、胸を引くようにして背中を丸めます。

3　背中が伸びます。

4　気持ちよく伸びるところで３０秒間キープします。

 

腕の外側のストレッチ

 

1　手の甲を上にして、肘を伸ばします。

2　反対の手で手の甲を持ち、下に下げます。

3　手の甲から肘の外側が伸びます。

4　気持ちよく伸びるところで３０秒間キープします。

5　反対側も行いましょう。

 

腕の内側のストレッチ

 

 

1　手の平を上にして、肘を伸ばします。

2　反対の手で指を持ち、下に下げます。

3　手首から肘の内側が伸びます。

4　気持ちよく伸びるところで３０秒間キープします。

5　反対側も行いましょう。

 

まとめ

 

今回は揉んだり、叩いたりしても良くならないテニス肘の原因と解消法を紹介させていただきました。

腕は家事やお仕事で常に使うと思います。

そのような時に痛みがあるとストレスを感じてしまいますよね。

今回の解消法で少しでも楽に日常生活を送るお役に立てましたら嬉しく思います。

ぜひご活用ください。

 

もし今回のテニス肘の解消法をしてもテニス肘でお悩みでしたら他に原因が隠れているかもしれません。

テニス肘は様々な原因が重なって起こることがあります。

なかなか良くならないとお悩みでしたら座間市さがみ野のみんな整骨院へご相談ください。

※効果には個人差があります