こんにちは。

座間市さがみ野のみんなの整骨院院長の皆川です。

腰痛でお悩みの方の中には、寝てて起きがる時に痛い、仰向けで寝ると痛い・・・

このようなお悩みはありませんか？

 

・夜中トイレに行こうとしても、腰が痛くてすぐに起き上がれない

・仰向けで痛くて寝返りをするのも怖い

・朝から痛くて、日中に家事をするのも臆病になってしまう

 

少し体を動かすことも、腰が痛くなるのが怖くて不安になってしまうこともありますよね。

家事をしたら酷くなるんじゃないか、公園に散歩に行きたいが途中で痛くならないかなど、腰のことが心配でやりたいことを我慢されている方もいらっしゃるかもしれません。

体を動かす時に腰が痛くなる怖さを感じることなく日常生活が送れたらうれしいですよね。

 

今回は７０代の女性の方から腰が痛いとご相談を受けました。

腰痛でお悩みの方のお役に立てたらと思い、寝てて起き上がるのが痛い、仰向けで寝ると痛い腰痛でお悩みの７０代女性の改善事例を紹介させていただきます。

 

腰痛の経緯

７０代　女性

 

１か月前にぎっくり腰になってしまい、その後、回復してきたが、１週間くらい前から腰の痛みが強くなってきたとのこと。

寝てて起き上がるのが痛い、仰向けで寝るのが痛いとのことでした。

１度良くなってきた症状が再度痛みが強くなってしまったので、体を動かすのに怖さを感じていたそうです。

このままで大丈夫か不安になりホームページを検索し当院へご来院されました。

 

腰痛の原因

今回の方は体にゆがみがあり、腰痛を起こしていると考えられました。

 

体にゆがみがあり、特に背中が硬く丸くなっていました。

背中が硬くなることで仰向けで寝た際に腰に負担が掛かってしまうのです。

背中が正常に動く状態では仰向けで寝た際に背中が自然と反り、無理なく仰向けの姿勢を取ることができます。

しかし、背中が硬くなっていると、背中が反ることができずに、その分、腰が動き、腰を反らした状態で仰向けの体勢を取るようになってしまうのです。

背中が硬い分のしわ寄せが腰にきてしまい、無理に反るようになり腰に負担がかかってしまうわけです。

このような状態で長時間過ごしてしまうと、仰向けで寝た時や起き上がった時に腰に痛みを感じやすくなってしまいます。

さらに、体がゆがんでいる状態では血管の通りも悪くしてしまうのです。

血管は水を撒くホースのようなものです。

イメージとしては体の中にホースが通っていて、ホースから血液が流れることで、全身の隅々まで酸素や栄養が行き渡ります。

しかし、ホースが曲がっていたり、ねじれていたりすれば、流れは遅くなったり、止まったりします。

体にゆがみがあると、血管の通りが悪くなり、血の巡りが滞ってしまうのです。

そのような状態では体に必要な酸素や栄養も行き届かなくなってしまうわけです。

回復しにくくなり、腰の負担が軽減されにくくなってしまいます。

どんどん負担が蓄積されてしまい腰痛を引き起こしてしまうのです。

 

施術の経過

施術では体のゆがみを整えて背中の柔軟性が出るように施術を行っていきました。

初回から体のゆがみが変化したことを感じていただけました。

施術を計画的に行い、体のゆがみが整っている状態を維持していくことで回復していきます。

施術を続けていくことで徐々に回復。

6回目にご来院された際にはベッドから起き上がる時、仰向けで寝た時もほとんど気にならないと喜ばれていました。

その後は、腰痛の予防のために月一回の通院でメンテナンスを行いました。

 

ベッドから起き上がる時、仰向けで寝ると痛い場合の寝方

 

仰向け

仰向けでは両膝を立てて寝ることで腰にかかる負担を軽減することができます。

膝の下にクッションを入れることで楽に膝を立てることができます。

 

背中の丸まりが強い方はさらに背中が高くなるようにすることで丸まった背中のサポートをすることができます。

枕にバスタオルを敷くようにして背中も高くなるようにすると丸くて伸びにくい背中の動きを補ってくれます。

バスタオルを増やすなどして高さを調節してみてください。

 

横向き

左右に腰の痛みに差がある場合は痛い方の腰を上にして寝るようにしてみて下さい。

体を少し丸めて、膝も軽く曲げるようにします。

さらにクッションを膝の間に入れます。

腰が痛い方の中には膝が内側に入ってしまうと痛みを感じてしまう方もいらっしゃいます。

膝の間にクッションを入れると膝が内側に入りにくくなり腰痛の予防になります。

 

ベッドからの起き方

 

①仰向けで両膝を立てます。

②体を横に向けます。

ベッドの位置にもよりますが、可能であれば向きやすい方へ横向きになります。

右に横向きになる場合は左手を右肩の方に持っていきます。

両膝を横に倒し横向きになります。

腕を先に動かすことで寝返りがしやすくなります。

 

③　両足をベッドから降ろし、手の力を使い体を起こします。

仰向けのままで体をまっすぐ起こすと腰に痛みを感じることがあります。

まず横向きになりベッドから足を下ろし体を起こすようにしてみて下さい。

このように起きると腰に痛みを感じにくくなると思います。

 

まとめ

今回は腰痛で寝てて起き上がる時に痛い、仰向けで痛いとお悩みの７０代女性の改善事例を紹介させていただきました。

腰に痛みがあると体を動かすのも怖くなってしまうこともあるかと思います。

しかし、腰痛は適切に対処していけば回復する可能性が十分にあります。

腰痛は体のゆがみが影響していることが多いです。

腰痛を繰り返してしまう場合は体のゆがみが原因かもしれません。

なかなか改善しないとお悩みの場合でしたら座間市さがみ野のみんなの整骨院へご相談ください。

 

《免責事項》

この記事は個人の感想であり、効果効能を保証するものではありません。

 

※効果には個人差があります