皆様こんにちは

相鉄線さがみ野駅徒歩3分。肩こり、腰痛、交通事故施術を行っている「みんなの整骨院」皆川です。

腸は第二の脳って呼ばれてるのご存知でしょうか？

今回は腸の働きについてのお話です。

 

腸の働き

 

腸は全身の健康に影響する重要な器官です。

なぜ重要かと言いますと

腸は栄養を吸収できる唯一の器官なのです。

どんなに栄養があり健康的な食事をしても腸の働きが悪くなった状態では、十分な栄養を吸収することができません。

腸で身体に必要な栄養を吸収し健康に過ごすことができるのです。

 

さらに腸は免疫機能の中心としての働きもあります。

腸管免疫という言葉があり、腸には全身の60～70％の免疫機能が集まっていると言われています。

腸が食事したものを体の中に吸収して、はじめて体の中に取り込まれます。

その体の入り口となる腸で体に悪いものを吸収しないように細菌やウイルスを退なおする大事な役目を担っています。

この腸管免疫では腸内細菌が重要な働きをしています。

善玉菌、悪玉菌、日和見菌があり、これらが2：1：7の状態で良いバランスとなり腸管免疫が上手に作用します。

免疫機能が弱くなると風邪やインフルエンザなどにかかりやすくなりますが、腸内の環境が整うと免疫力がアップし風邪などの予防に繋がります。

 

腸には小腸と大腸があります。

小腸では消化(食べたものを吸収しやすいように分解する)と吸収をします。

大腸では小腸で吸収しきれなかった水分などを吸収し、ぜんどう運動といって排泄の働きをします。

 

また腸は第二の脳と呼ばれています。

なぜなら腸の神経細胞は脳の次に多く約1億個あり、腸は脳からの指示がなくても自立して動くことができます。

腸は消化、吸収、排泄と身体にとってとても大切な役目があります。

もし害のあるものが身体の中に入った際に腸への指令が遅くなってしまうと、そのまま害のあるものが身体に吸収されてしまい身体にとって手遅れになることを防いでくれているのです。

そのために腸は独立して働くことができます。

 

腸と脳は密接な関係があり、自律神経がかかわっています。

自律神経には交感神経と副交感神経があります。

副交感神経で腸は働き、交感神経で腸は働きを抑えます。

この自律神経が乱れることで便秘や下痢を引き起こします。

 

腸は精神的にも影響します。

セロトニンという神経伝達物質があります。

このセロトニンの90％は腸で作られています。

セロトニンは幸せや落ち着きを感じるホルモンで心の安定に働きます。

セロトニンが不足すると落ち込みやすくなったりします。

腸の状態によっても精神面は左右されます。

 

まとめ

 

このように腸が正常に働くことで身体と心が健康になるのです。

腸の働きは肩こりや腰痛などにも影響します。

筋肉への栄養、自律神経の乱れも肩こりや腰痛に関連してきます。

 

腸の働きは生活習慣の影響を大きく受けます。

睡眠、食事、運動が大切です。

 

腸をより健康にして快適に生活を送りましょう。

 

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