こんにちは。
座間市さがみ野のみんなの整骨院院長の皆川です。
出産後の生活は、赤ちゃんのお世話や家事に追われ、気づけば自分の体のことは後回しになってしまいますよね。
特に立ったままでの抱っこが増えると、知らず知らずのうちに腰への負担が大きくなってしまいます。
赤ちゃんを立って抱っこをしているとスヤスヤと気持ちよさそうに眠ってくれる・・・
でも、座って抱っこをしようとすると泣いてしまう。
そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか?
気が付けば長時間立ったまま抱っこしていることもありますよね。
そして、ふとした時に
・抱っこをしていると左の腰が痛む
・子供を散歩に連れていき長時間歩くと腰が辛い
・寝起きに左の腰が重だるく感じる
そのようなお悩みを感じていませんか?
産後の腰痛は多くの女性からお聞きするお悩みです。
さらに、出産後の体型の変化についても気になっている方もいらっしゃるかもしれません。
「運動して見た目を整えたいけど、腰が心配で動けない・・・」
「もし無理をして腰の痛みが強くなり、育児や家事ができなくなったら困る・・・」
そんな風に感じて、なかなか一歩を踏み出せずにいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
でも、大丈夫です。
体を正しくケアしていけば、腰痛を改善しながら見た目を整えていくことは可能です。
今回は産後で左の腰の痛みでお悩みだった30代女性の改善事例を紹介させていただきます。
同じようなお悩みを抱えている方の参考になりましたら嬉しいです。
ご来院の経緯
30代 女性 Aさん
今回ご紹介するAさんは学生時代から左腰に違和感を感じていましたが、出産後に痛みが悪化しました。
抱っこや長時間歩いていると左腰が痛くなり、いつも左足に体重が乗ってしまっていたそうです。
出産後の体型の変化が気になり、見た目をよくするために運動がしたいけど、腰痛が心配とのこと。
そこで、腰のことを気にせずに早く運動がしたいと当院にご来院されました。
産後の左の腰の痛み、その原因とは
今回のAさんは体に「ゆがみ」があることで、左の腰に痛みが出ていたと考えられました。
私たちの体は、本来、全身の筋肉や関節が連動して動くことで、バランスを取っています。
そのため、抱っこをしている時でも、負荷を分散することができ、腰への負担を軽減できるのです。
しかし、体にゆがみがあると、バランスが崩れて腰に負担が集中しやすくなってしまいます。
特に産後は妊娠で引き伸ばされた腹筋が上手く働かなかったり、ホルモンバランスの変化も重なったりして、体のゆがみが起きやすい状態です。
その結果、腰に負担が集中して痛みが出てきてしまうのです。
血流の影響
体のゆがみは「血の巡り」にも影響します。
ここでイメージしていただきたいのが水を撒くホース。
ホースが真っ直ぐであれば、水(血液)は体のすみずみまで酸素や栄養を届けてくれます。
健康を保つうえで重要な役割です。
ですが、体がゆがんでしまうと、ホース(血管)が曲がったりねじれたりしてしまい血液の流れが悪くなってしまいます。
流れが滞ると、疲労が溜まり、筋肉が硬くなってしまうのです。
産後は、夜中の授乳や抱っこで寝不足になったり、体力的にも疲れが溜まりやすい状況だと思います。
ですので、体のバランスを整えることが、産後の腰痛を改善するためにはとても大切なのです。
施術で変わる!産後の左腰の痛み改善への道
Aさんの産後の左腰の痛みを改善していくには体のゆがみを整える施術を実施。
手を使い手や足を曲げたり、伸ばしたり、必要な部分を優しく触れていくことで体のバランスを整えていきます。
体が整ってくると、血流がスムーズになり、左腰に集中していた負担が軽減されていきます。
初回から体の変化を感じていただけました。
計画的に施術を重ねることで徐々に回復。
6回目には「運動したり、歩いたりしても痛くない」と嬉しいご報告をしていただきました。
腰が楽になったことで「家事や育児のストレスがなくなり、笑顔で家族と過ごせる」と嬉しいお言葉をいただいています。
その後は良い状態を維持するために月一回のメンテナンスへ。
日常生活でできる腰痛予防のポイント
忙しい毎日の中でも取り入れやすい簡単なケア方法を紹介させていただきます。
1 座り方
横座りは避けましょう。
正座から足を横にズラして座る横座りは体がゆがみやすくなってしまいます。
授乳や洗濯物をたたむ時など、もしかすると横座りになっているかもしれません。
横座りに気が付いたら、正座やあぐら、可能なら椅子に座るようにしましょう。
2 立ち方
左右の足に均等に体重がかかるようにしましょう。
片足ばかりに体重をかけてしまうと、体がゆがみ腰痛を感じやすくなってしまうかもしれません。
左右の足に体重が均等にかかるようにして立つようにしてみてください。
3 呼吸法
育児などで忙しくしていること呼吸も浅くなりがちです。
呼吸が浅いと体の筋肉は緊張し、腰まわりの筋肉も硬くなってしまいます。
呼吸を整えることで体もリラックスして腰痛の緩和に繋がります。
これから紹介させていただく呼吸法を取り入れてみて下さい。
① 仰向けで両膝を立てます
② 鼻から吸う
③ 口から吐く
④ 息を止める
⑤ ②から④をそれぞれ5秒間を3セット行います。
ポイントはリラックスして力を抜くことです。
たくさん吸おう、吐こうとすると力みがちです。
首や肩、腰、お腹など力が入らないようにしましょう。
頑張り過ぎずに吸った分だけ「はぁ」とため息が漏れるように吐くようにしてみて下さい。
まとめ
産後に体型が気になり、運動をしようと思っても腰が痛いと運動するのを躊躇してしまいますよね。
家事や育児がある中で、もし腰痛が悪化してしまったら・・・
と考えると無理はできないと感じる方も多いと思います。
実際、産後は抱っこや中腰の動作など、腰に負担のかかる場面が多くあるでしょう。
しかし、適切に対処をしていくことで、腰痛が改善する可能性は十分にあります。
「運動ができるようになったら嬉しい」
「痛みを気にせず、家族と笑顔で過ごす」
そんな未来を目指して一歩ずつケアをはじめてみませんか?
産後に腰痛がある方は体のゆがみが関係していることが多くあります。
もしかしたら今、感じている腰痛の原因は体のゆがみにあるかもしれません。
当院では体のゆがみを整えて腰痛を改善するお手伝いをさせていただいています。
産後の腰痛が、なかなか改善しないとお悩みの場合は座間市さがみ野のみんなの整骨院へご相談ください。

皆川 康広(みながわ やすひろ)

最新記事 by 皆川 康広(みながわ やすひろ) (全て見る)
- 【30代女性必見】歩くと親指が痛い・・・それ外反母趾かもしれません。 原因とセルフケア法 - 2025年6月11日
- 座間市社会福祉協議会様に経口補水液を寄付させていただきました。 - 2025年5月29日
- 【膝の痛み】雨の日がつらい50代女性へ|座間市の整骨院が解説するセルフケア方法 - 2025年5月24日
※効果には個人差があります
みんなの整体院の施術の特徴
体の悩みを解決をしたいけど・・・。
どんな施術なのか?どのくらい料金がかかるのか?など不安な方も多いと思います。
みんなの整体院は、あなたの悩みを丁寧にお聞きし、原因や施術方法、料金をしっかりとお伝えいたします。
まずは、お電話でもメールでも気軽にご連絡ください。
