こんにちは。

座間市さがみ野のみんなの整骨院院長の皆川です。

 

デスクワークで朝から晩まで座りっぱなし、休みの日は育児、家族サービスと疲れが溜まっていることもあるかと思います。

そのような時に朝ベッドから起きようとすると「イタタ」と起きることはありませんか？

この前、お風呂掃除をして腰に痛みがあったからかな？

痛くても仕事に行けるかな？

休みの日は子供の抱っこができるかな？

と色んなことが頭をよぎり不安に思われるかもしれません。

そこで今回は朝起きると腰が痛む場合の簡単な対処法をお伝えさせていただきます。

 

なぜ朝起きると腰が痛くなるのか？

 

1　寝方

 

うつ伏せでなると腰に痛みを感じやすくなってしまいます。

うつ伏せでは腰の反りが強くなりすぎてしまい、腰痛がある方にとっては負担が大きいのです。

短時間であれば問題ありませんが、長い時間うつ伏せで寝ると腰痛を起こしてしまいます。

 

2　マットレス

 

もし長年使われているマットレスでしたら、劣化して凹んでいるかもしれません。

劣化し凹んでいると腰が沈み寝返りが打ちにくくなってしまいます。

寝返りが少ないことも腰痛の原因になってしまうのです。

寝返りが少ない場合は体が動いていない状態。

本来は寝返りをして、体が動き血が流れます。

血の巡りが悪くなり、次第に筋肉は硬くなっていきます。

このような流れで腰に痛みが出てくるのです。

 

3　寝る前の食事

 

お仕事をしていると食事の時間が遅くなることもあるかもしれません。

実は寝る直前に食事をすると胃腸に負担がかかり、腰痛を引き起こすことがあるのです。

胃腸と腰は神経での繋がりがあるので、胃腸に負担がかかると腰の筋肉は硬くなってしまいます。

寝る直前に食事をしてしまうと、寝ている間に食べたものの消化をするために胃腸は頑張って働かなければなりません。

そのような状態では胃腸に負担がかかり、腰の筋肉はだんだん硬くなっていきます。

筋肉が硬くなるとどんどん血流が悪くなり、筋肉に必要な酸素や栄養が届かなくなってしまいます。

そうすると腰痛が出てきてしまうわけです。

 

簡単にできる対処法

 

1　負担の少ない寝方

 

①　仰向け

仰向けで両膝を立てて寝る。

膝を伸ばして寝ると太ももの前側の筋肉、太ももから背骨についている筋肉がギューッと腰を引っ張り、腰の筋肉が緊張して痛みを感じやすくなります。

両膝を立てることで、この二つの筋肉は緩み腰の負担が軽くなります。

枕や座布団、クッションなどを膝の下に入れると膝を立てる姿勢を楽にキープしやすくなります。

 

②　横向き

両膝を曲げ、膝の間にクッションを入れる。

もし腰の左右で痛みに差がある場合は痛い方を上にして寝てください。

抱き枕、座布団、クッションなどを使い膝の間に入れてみて下さい。

腰痛の方の中には膝が内側に入ると痛みが出る方がいます。

膝の間にクッションを入れると膝が内側に入るのを防げます。

 

2　マットレスの向きを変える

 

もし長年使っていて向きを変えたことがなければ、マットレスの上下、裏表を変えてみて下さい。

向きを変えると凹んでいる場所が変わり、腰が沈みにくくなります。

寝返りを打ちやすくなり、血流の悪化を防げるようになるのです。

マットレスの向きを変える目安は１か月から３か月と言われています。

できるようでしたら腰痛予防に定期的に向きを変えてみて下さい。

 

3　食べてすぐに寝ないようにする

 

理想は寝る２時間前までに食事を済ませましょう。

２時間前に済ますと寝ている間の胃腸の負担を軽くでき、腰痛の予防になります。

お仕事で忙しく食事の時間が遅くなる場合は、食事の量を軽めにしてみて下さい。

 

4　寝る前のストレッチ

 

寝る前にストレッチをすると血行が良くなり朝の腰痛予防になります。

 

【膝倒し】

①　仰向け両膝を立てます。

②　膝を揃えて左右にゆっくり、リラックスして倒します。

③　左右に５往復します。

 

まとめ

朝起きると腰が痛む場合の簡単にできる対処法をお伝えさせていただきました。

朝から腰痛があると仕事や休日に余計な心配をしながら過ごすようになってしまうかもしれません。

今回の対処法で腰の心配をすることなく過ごすお役に立てましたら嬉しく思います。

ぜひ今回の内容をご活用ください。

 

もし今回の対処法をしても腰痛がある場合は他に原因が隠れているかもしれません。

腰痛は様々な原因が重なっていることもあります。

腰痛がなかなか改善しない場合は座間市さがみ野のみんなの整骨院へご相談ください。

※効果には個人差があります