こんにちは。

座間市さがみ野のみんなの整骨院院長の皆川です。

家でソファーに座っていてテレビを見ることもあるかと思います。

10分くらいすると腰に痛みを感じると経験されたことはありませんか？

腰が痛み始めると洗濯ものを取るのにかがむ時の痛み、ズボンをはく時の痛みがあるとお悩みの方もいらっしゃるかと思います。

周りの人に腰痛がないか聞くと、腰痛の人がいない・・・腰が痛いなんて自分だけで、自分だけ老けてしまってないか？と不安に思われるかもしれません。

このまま腰が曲がったらどうしよう、老けて見えるのは嫌だと考えてしまうことも。

そこで今回はソファーに座っている時の腰痛を予防し、簡単にできるセルフケア法を紹介させていただきます。

 

なぜソファーに座っている腰が痛くなるのか？

 

1　座り方

 

座る姿勢によって腰に痛みを感じやすくなります。

画像の×のような姿勢でソファーに座っている方が多いのではないでしょうか？

この姿勢では腰が丸くなり、負担が大きい座り方なのです。

画像の〇の姿勢ですと、背骨全体で体を支えることができ、負担は少ないのですが、画像の×の姿勢では腰の曲がっているところが頑張って体を支える状態に・・・

腰が丸くなっている分、体重が腰の曲がったところに集中してかかってしまいます。

この状態でじっと座っていると「イテテッ」と腰を痛める原因になります。

 

2　長時間の同じ姿勢

 

テレビを見ていると知らず知らずのうちに時間が経っていることもあるはありませんか？

実は人間の体は長時間同じ姿勢をしていることが不得意なのです。

長時間同じ姿勢でいることは姿勢をキープするために筋肉は働き続けなければなりません。

何もしていないから負担は少ないのではと思われるかもしれません。

しかし本当は負担をかけ続けている状態なのです。

同じ姿勢が続くと腰回りの筋肉はどんどん疲労し硬くなっていきます。

また動かさないので血流が悪くなり、筋肉に必要な酸素や栄養が滞ってしまいます。

そうすると痛みを感じてしまうわけです。

 

ソファーに座ると腰が痛くなる時の簡単セルフケア法

 

1　こまめに動かす

 

同じ姿勢を続けないようにすることが大切です。

ソファーに座ってテレビを見ている時は、動かず同じ姿勢になってしまいがちですが、こまめに体を動かすようにしましょう。

姿勢を変える、立ち上がなど、少し動かすだけでも腰痛の予防になります。

体を動かすことは同じ姿勢を避け、血流を良くし、腰の負担を軽くすることができるのです。

３０分から１時間を目安に動かすようにしてみて下さい。

 

2　ストレッチ

 

ソファーに座って腰が痛くなる方はお腹の奥にある筋肉が硬くなっています。

腸腰筋という背骨から太ももについている筋肉です。

この筋肉が硬くなると体の前側から「ギューッ」と腰を引っ張ってしまい、腰に痛みを感じる原因に。

腸腰筋の柔軟性が改善されると、すっと腰が伸びやすくなるので、腰の負担も軽くなり、きれいな姿勢も保ちやすくなります。

ぜひ、こまめに動かす時に取り入れてみて下さい。

【腸腰筋のストレッチ】

①　足を前後に開き片膝立ちします。

②　体重を前に掛けます。

③　腰が反らないようにして、おへそから前に突き出すようにします。

④　後ろの足の股関節の前側が伸びます。

⑤　気持ちよく伸びるところで３０秒間キープします。

⑥　反対側も行いましょう。

 

3　座り方

 

丸めたタオルをお尻の後ろ半分に入れて座りましょう。

丸めたタオルが腰を支えて、腰が後ろに倒れるのを防いでくれます。

ちょっとしたことですが、楽に腰の負担が少ない姿勢をキープして座ることができるようになります。

そして、腰が丸くなる予防にもなります。

簡単にできますので、腰痛予防に丸めたタオルを入れてみて下さい。

 

まとめ

 

今回はソファーに座っている時の腰痛を防ぐ簡単にできるセルフケア法を紹介させていただきました。

腰痛があるとこのまま悪くなったら、どうしようと、将来に不安を感じることもあるかもしれません。

しかし、こまめに動かす、座り方を、少し気を付けることで良い姿勢を保つことができ、腰痛の予防になります。

少しでも腰のことを気にせず過ごす、お役に立てましたら嬉しく思います。

今回のセルフケア法をぜひ活用してみてください。

 

もし今回のセルフケア法をやっても腰痛がある場合は他に原因が隠れているかもしれません。

腰痛は様々な原因が重なっていることもあります。

セルフケア法をしても腰痛でお悩みでしたら座間市さがみ野のみんなの整骨院へご相談ください。

 

 

※効果には個人差があります