こんにちは。
座間市さがみ野のみんなの整骨院院長の皆川です。
当院では脊柱管狭窄症でお悩みの方もご来院されています。
どのようなことをしたらよいか、どのようなことをしない方がよいかと質問をされることがあります。
今回は脊柱管狭窄症の方に向けてストレッチ方法を紹介させていただきます。
脊柱管狭窄症とは
背骨は積み木のように積み重なっています。
積み重なった背骨の中に神経が通っているトンネルがあります。
そのトンネルを脊柱管と呼びます。
脊柱管の中にある靭帯が肥厚したり、椎間板のヘルニアがあったり、背骨が変形したりすることで脊柱管が狭くなることを脊柱管狭窄症と言います。
脊柱管が狭くなる多くのケースは加齢が原因と言われています。
脊柱管が狭くなると中を通っている神経を圧迫され症状が出てきます。
・腰から足にかけての痛みやしびれ
・長く歩くと症状が強くなり、休むと楽になり、また歩くと症状が出てくる
などの症状を訴える方が多いです。
腰を反るようにすると腰や足に痛みやしびれが出る場合もあります。
そして身体を前かがみにすると楽になるという特徴があります。
脊柱管狭窄症では腰を反らす動作では脊柱管が狭くなり症状が出やすくなり、身体を前かがみに身体を丸めると脊柱管は広がり症状が軽くなりやすくなります。
ストレッチ
脊柱管狭窄症の方は股関節が硬くなっていることが多いです。
脊柱管狭窄症の状態を良くしていくには股関節の柔軟性が重要になります。
腰が動く際は股関節も連動して動きます。
もし股関節が硬いとその分、腰が頑張って動くようになってしまいます。
股関節の動きを良くしていくことが脊柱管狭窄症の症状の軽減に繋がります。
股関節のストレッチを紹介していきますのでぜひやってみてください。
膝を抱えるストレッチ
上向きで寝て画像のように両膝を両手で抱えます。
30秒行ってください。
お尻のストレッチ
上向きで寝ます。
右のお尻を伸ばす場合、左膝を立て右の足首を左膝に乗せます。
両手で画像のように左の太ももを抱え胸の方に寄せます。
左右30秒ずつ行ってください。
※このストレッチで足がしびれるなどの脊柱管狭窄症の症状が出る場合は中止してください。
股関節の前側のストレッチ
片足立ちになり足を前後に大きく開きます。
体重を前にかけおへそが前に突き出すようにします。この時、腰が反らないよう気を付けましょう。
後ろの足の股関節の前側が伸びます。
左右30秒ずつ行ってください。
※このストレッチで腰が痛いや足がしびれるなど脊柱管狭窄症の症状が出る場合は中止してください。
やってはいけないストレッチ
画像のような腰を反らすストレッチは避けてください。
腰を反らす動作は脊柱管が狭くなり神経を圧迫してしまいます。
まとめ
今回は脊柱管狭窄症のストレッチを紹介させていただきました。
ぜひストレッチをして少しでも快適に過ごしていただけたらと思います。
当院では脊柱管狭窄症でお悩みの方もご来院されています。
脊柱管狭窄症でお悩みでしたら座間市さがみ野のみんなの整骨院へご相談ください。
みんなの整骨院 ホームページ https://minnano-seitai.com/
皆川 康広(みながわ やすひろ)
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