こんにちは。

座間市さがみ野のみんなの整骨院院長の皆川です。

 

寝ても股関節が痛むとお悩みではありませんか？

そこで今回は変形性股関節症を中心に股関節の痛みの原因や痛みを軽減する寝方を紹介させていただきます。

少しでも痛みが和らぎ快適な睡眠をとっていただけましたら嬉しく思います。

 

YouTubeにて動画をアップしていますので、ぜひそちらも参考になさってください。

 

変形性股関節症とは

 

変形性股関節症は関節の軟骨がすり減り、関節に変形ができ痛みが生じてきます。

主な原因は

・加齢による自然な摩耗

・肥満による過度な負担

・スポーツなどの繰り返しの負荷

・先天的な要因(股関節の形成不全)

 

特徴として変形性股関節症は女性に多いです。

理由としては

・骨盤の形の違い

女性の骨盤は出産に適した形になっています。その形の違いが股関節に負担がかかりやすくなっています。

 

・筋力の差

一般的には女性の方が男性よりも筋力が弱く関節を支える力が不足しがちです。

 

・じん帯の緩さ

女性ホルモンの影響で関節を支えるじん帯が緩みやすく、関節の安定性が低下しやすいです。

 

また先天性股関節脱臼や臼蓋形成不全といった先天的な要因も変形性股関節症のリスクを高めます。

これらの状態では股関節の受け皿になっている部分が浅く、関節の接する部分が少なくなります。

結果として負担がかかりやすくなり変形させてしまいます。

 

股関節の痛みに良い寝方

 

上向き寝る方法

 

1　両膝を立てて寝ます。

2　膝の下にタオル、座布団、クッション、まくらなどを入れます。

この姿勢のメリット

・股関節が自然な角度で保たれ関節の負担が軽減されます。

・股関節周りの筋肉の緊張が和らぎ痛みの軽減に繋がります。

・朝起きた時の違和感や痛みの予防にもなります。

 

タオルなどを膝の下に入れると楽に膝が曲がった体勢を維持できます。

股関節を痛めている方の中には、股関節が硬くなっていたり、股関節の周りの筋肉が硬くなっていたりします。

そのような状態で膝を伸ばすと硬くなった股関節を無理に伸ばす状態になり痛みを感じやすくなります。

膝を立てると股関節に負担の少ない角度になりますので、痛みが軽減しやすくなります。

 

 

横向きで寝る方法

 

1　痛い方を上にし横向きになり股関節と膝を軽く曲げます

2　膝の間にクッション、枕、座布団などを挟みます

この姿勢のメリット

・股関節に負担の少ない角度を自然と保てます

・股関節周りの筋肉の緊張を和らげ痛みを軽減します

・膝の間にタオルなどを挟むことで膝が内側防ぎ痛みが出にくくなります。

 

横向きで股関節を軽く曲げ膝の間にタオルなどを挟み寝ることで痛みを軽減しやすくなります。

股関節を痛めている方の中には膝が内側に入ってしまうと股関節に痛みを感じやすくなる方がいます。

膝の間にクッションが入ると膝が内側に入ることを防げます。

 

 

まとめ

 

股関節の痛みでお悩みの場合、ちょっとした体勢の違いでも痛みが出ることもあるかと思います。

寝る時の体勢を気を付けることで痛みの軽減に繋がります。

ぜひ今回の寝方を実践してみてください。

快適な睡眠を得られるお役に立てましたら嬉しく思います。

 

股関節の痛みが長引く場合は専門の医療機関や整骨院にご相談されることをおススメします。

当院では痛みのある股関節だけでなく身体のゆがみを整える施術も行います。

身体のゆがみがあると偏った使い方になり股関節に負担がかかります。

股関節の痛みでお悩みでしたら座間市さがみ野のみんなの整骨院へご相談ください。

 

みんなの整骨院　ホームページ　https://minnano-seitai.com/

※効果には個人差があります